心の鎮痛剤を下さい-夜間生涯学習の先生-(実話)

「もう一度やり直そうよ、梨華の嫌がることは絶対にしないから」


同じだよ

話し合いなら、今までに何度もしてきた

でも、先生は変わらなかった。


これからだって何度やり直しても

きっと変わらない。



「もう…無理だよ」

「俺は絶対に別れない!」

「このまま一緒にいても傷つけ合うだけだよ」


先生は目を細めて、私をにらみつけた。


「そんなに俺と別れたいのかよ!」


だって…
もう、こうするしかないんだよ


黙って頷くと、私の足元にハサミが投げつけられた。