「誰から?」

「友達、合コンの誘いだったけど、ちゃんと断ったから」
心配かけないように笑顔で答えた。


「本当は行きたいんじゃないの?」


どうして、そんな意地悪を言うの?


「行きたくないよ」

「ふ~~ん」

先生は、つまらなさそうにテレビのチャンネルを変えた。



「おまえは、俺だけを見てろよ」

おまえって…初めて言われた
目が怖いよ…


「私は、いつだって先生だけを見てるよ」

抱きつくと、先生は私をものすごく強く抱きしめた。