心の鎮痛剤を下さい-夜間生涯学習の先生-(実話)

家に着いてから、すぐにメールした。


先生はコンビニでお菓子を買ってきてくれた。
「ごめんね~、これ友達と食べて」


そう言って本を借りると、すぐに帰った。



私は、またナッチの家へと向かって
ハンドルを握った。

ナッチは、ちゃんと成長してる
高校のときは、私と同じように好きな人のことで泣いたり悩んだり走ってたのに。

今では、心も大人になって自分の時間を確立してる。


取り残されたようで
少しショックだった。