「よし、ここまでできたら絶対だいじょうぶ」

「本当?まだ不安だよ」


「俺を信じろって」

髪を撫でていた先生の指先は
私の顔から首へとなめらかに動いていく。


キスはディープキスへと変わって行き
私を強く抱きしめた。



「11月までは何もしないって決めてたのに、つい気持ちが先走っちゃった」

そう言って、先生は少し離れた。