健「それで。なんで会議なんかに？別に珍しくもねぇだろ。」

桜「いや、それが、来るのが王子なのよ。アナグナク国の。それで、おつきの人とかといっしょに来るらしいんだけど、みんな日本語に自信がなくて、話せることには話せるらしいんだけど。学校側が心配しててねぇ。なんせ王子だから。」
「ちょっと待って。今、アナグナクっていった？」
桜「えぇ。それで通訳できる人って言ったら、天然だけど、無駄に体育以外の成績がいい、小鳥遊絽奈しかいないってわけ。だから、生徒会で動くことになっちゃったのよ。」
「今、ディスったでしょ。桜ちゃん。ディスったよね。」
桜「やるのやらないの？どうするのよ？」
「やらないよ。もちろん。王子なんてめんどくさそうだし。」
桜「わかった。校長には、私から話しておくわね。」