「…えっ…!」 左手の薬指にキラキラ輝く指輪がハメられていた。 「花凛…」 呼ばれて、指輪から目を離して優磨を見る。 「俺と結婚して下さい!」 「…っ!はい!!」 嬉しすぎて、目に涙が溜まる。 まさか、プロポーズされると思わなかった…。 「こんなところでごめん。 本当はもう少し後に渡すつもりだったんだけど…」 場所はどこでも、嬉しい。 「優磨…だいすき!!」 …end