明日…


明日も、話せるってこと前提なんだ。


不覚にも頰が緩んでしまいそうだ。


「おやすみ。」


悠は手を振ると、懐中電灯を手にする。


「面白探検隊、的な?」

クスって笑う彼は、幸せ者だ。


ああ、神様。

わたし、とても面白い人と『友達』、になったみたいです。