「結城ー!売店パン買いにいこ!」 そう話しかけるのは派手な女の子。 「あー、じゃあちょっと行ってくるわ。」 そう言って教室を二人で出て行く。 悠は女友達がたくさんいて、誰とでも仲が良い。 きっと学年全員が友達だと思う。 振られたのに、嫉妬してしまう。 その子のことを見ないで…って。 わたしを見てよ…って。 体が悲鳴を上げている。 病気と闘っている彼に恋愛面でやきもち焼いてしまう自分が恥ずかしい。