青い桜の葉が画面の上に舞い降りる。 今更きたってもう遅いんだよ…っ。 わたしはその葉を投げ捨てようとつかむ。 その時、 ープ、プー、プー、プー 葉を触った拍子に通話ボタンが押される。 呼ぶつもりはなかったのに…! こんな弱った自分、見られたくない…っ。 悠に呆れられちゃう… わたしは慌てて通話を切る。