翌日、その日も少し落ち込みながら宿題に手を延ばしていたけど、やはりどこか集中できない感情があった。
「えっと…これは……」
《ガチャ》
「ことは!!」
すると、突然扉が大きく開きこの家にいるはずのない人物が目の前に現れた。
「くるなちゃん!?」
「ことは〜!」
くるなちゃんはそのまま私に近寄りばっと抱きついてきた。
「ああーことは〜」
「ど、どうしてここに?」
「かなお兄ちゃんから連絡がきたの。「ことはがまたなった!」って」
(ああ、お兄ちゃんか)
きっとテンパッてくるなちゃんに掛けちゃったのか、お兄ちゃんらしい。
そんな大事じゃなかったんだけど。
ただちょっと血見てしまって気持ち悪くなっただけだというのに。
「でも、大した事じゃないんだよ」
「それでも心配だったの!」
「そうだったんだね……」
くるなちゃんは本当に心配症なんだから。
(まあ、仕方ないのかな)
「くるなちゃん〜」
「おばあちゃん〜」
「もう、急に来たからびっくりしちゃったじゃない」
「えへへ、ごめんなさい」
1階に降りリビングにて緩い感動の再会が果たされている。
(くるなちゃん、おばあちゃん大好きだもんね)
「お客さん来てるの?」
すると、矢吹くんがリビングに入ってきた。
「あ、矢吹くん。
うん、くるなちゃんだよ、私のお姉ちゃん」
「へー」
矢吹くんは興味持つような表情を見せる事なくくるなちゃんを見る。
「あれ?」
くるなちゃんは私の方に近寄り矢吹くんに気付く。
「ああ、くるなちゃん。彼は萩原矢吹くんって言ってね。ここでお世話になってるのよ」
おばあちゃんがくるなちゃんに紹介する。
「そうなんだ…」
くるなちゃんは少し疑問を持った表情をする。
゛お世話になってる゛って言われて変と思われるだろうか。
「初めまして、私は月野 くるなです。
よろしくね、矢吹くん」
「あ、はい。よろしくです」
くるなちゃんは笑顔で矢吹くんに手を差し出し挨拶をし矢吹くんも同じように挨拶するが、彼の笑顔に妙な違和感を覚えた。
「………」
おそらくそれは矢吹くんの事情を聞いたせいで感じた事なのかもしれない。
「…綺麗な人だね、君のお姉さん」
「でしょ! 本当綺麗で上品で憧れなの」
昔から何でも出来て綺麗で憧れで、本当に大好きで自慢なお姉ちゃん、それがくるなちゃんだ。
でも……。
「けどね、くるなちゃんはねくるなちゃんで」
「……?」
くるなちゃんに私はいつも罪悪感を持っている。
私にはくるなちゃんがいないと全然ダメで、そのせいでくるなちゃんは自分の事より私を優先してしまう。
それは何に対しても同じ事で。
「少し心配症なのよね、くるなちゃんって…はは。
でも、しょうがないのかな」
くるなちゃんをそうさせたのは私が原因だから。
「………」
「えっと…これは……」
《ガチャ》
「ことは!!」
すると、突然扉が大きく開きこの家にいるはずのない人物が目の前に現れた。
「くるなちゃん!?」
「ことは〜!」
くるなちゃんはそのまま私に近寄りばっと抱きついてきた。
「ああーことは〜」
「ど、どうしてここに?」
「かなお兄ちゃんから連絡がきたの。「ことはがまたなった!」って」
(ああ、お兄ちゃんか)
きっとテンパッてくるなちゃんに掛けちゃったのか、お兄ちゃんらしい。
そんな大事じゃなかったんだけど。
ただちょっと血見てしまって気持ち悪くなっただけだというのに。
「でも、大した事じゃないんだよ」
「それでも心配だったの!」
「そうだったんだね……」
くるなちゃんは本当に心配症なんだから。
(まあ、仕方ないのかな)
「くるなちゃん〜」
「おばあちゃん〜」
「もう、急に来たからびっくりしちゃったじゃない」
「えへへ、ごめんなさい」
1階に降りリビングにて緩い感動の再会が果たされている。
(くるなちゃん、おばあちゃん大好きだもんね)
「お客さん来てるの?」
すると、矢吹くんがリビングに入ってきた。
「あ、矢吹くん。
うん、くるなちゃんだよ、私のお姉ちゃん」
「へー」
矢吹くんは興味持つような表情を見せる事なくくるなちゃんを見る。
「あれ?」
くるなちゃんは私の方に近寄り矢吹くんに気付く。
「ああ、くるなちゃん。彼は萩原矢吹くんって言ってね。ここでお世話になってるのよ」
おばあちゃんがくるなちゃんに紹介する。
「そうなんだ…」
くるなちゃんは少し疑問を持った表情をする。
゛お世話になってる゛って言われて変と思われるだろうか。
「初めまして、私は月野 くるなです。
よろしくね、矢吹くん」
「あ、はい。よろしくです」
くるなちゃんは笑顔で矢吹くんに手を差し出し挨拶をし矢吹くんも同じように挨拶するが、彼の笑顔に妙な違和感を覚えた。
「………」
おそらくそれは矢吹くんの事情を聞いたせいで感じた事なのかもしれない。
「…綺麗な人だね、君のお姉さん」
「でしょ! 本当綺麗で上品で憧れなの」
昔から何でも出来て綺麗で憧れで、本当に大好きで自慢なお姉ちゃん、それがくるなちゃんだ。
でも……。
「けどね、くるなちゃんはねくるなちゃんで」
「……?」
くるなちゃんに私はいつも罪悪感を持っている。
私にはくるなちゃんがいないと全然ダメで、そのせいでくるなちゃんは自分の事より私を優先してしまう。
それは何に対しても同じ事で。
「少し心配症なのよね、くるなちゃんって…はは。
でも、しょうがないのかな」
くるなちゃんをそうさせたのは私が原因だから。
「………」


