「や、やめてっ!」


触ろうとした手を払い除ける。



「おいおい、そんなに暴れんなよ」

「そうだぜ~?大人しくしないとなぁ?」



こんな状況で大人しく出来るわけないでしょ!!


この笑い方苦手⋯⋯。ニタニタって感じの顔。



そう思ってるあいだにもどんどん手は服の中に入っていき、制服は破かれた。





「やめてっ」



足に力が入らなくなってずるっと座り込む。


それと同時に私の体を守る。



されるがままって、こういう事だったの?



「あれぇ~?腰抜かしちゃった??」

「可愛いねぇ」




気持ち悪い⋯⋯!


こう思ってる間も男達は近づいてくるわけで。



「やめてよ!やめて!」



そう叫んでも中岡さんはニヤニヤ笑っているだけ。




悠斗くん⋯⋯助けて⋯⋯。




悠斗くん!!