「そうなんだ⋯⋯じゃあ、安心だね!!」
本当に安心しきったような顔をしてるけどどれだけ悠斗くんのことを信用してるの。
まぁ、私も結構信用し切ってる部分はあるけどさ。
「ずっと心配かけててごめんね」
「ううん!」
やっと、明里ちゃんにも言えたしスッキリ。
自分のつくえを見ると綺麗になっていた。
明里ちゃんがやってくれたんだよね⋯⋯。
「明里ちゃん、机ありがと」
「なんのこと?」
とぼけてるけど嘘だってわかる。
本当にあかりちゃんには迷惑ばっかりかけてるなぁ。
ごめんね⋯⋯。
「ねぇ」
急に聞こえた低い声。

