「じゃあ、明日からでも大丈夫ですか??」
「うん!いいよー!じゃあまってるね!」
「はい!ありがとうございます!」
そう言ってスイカフェを出た。
よかったぁぁ。
誰も雇ってないのにお客さんがいっぱいくるからなのかバイト代多めにしてくれるらしいし。
早く教科書買わなきゃ。
千春さんたちに迷惑かけれないし。
あ!というか、これから悠斗くんと一緒に帰れないじゃん!
あ、今日みたいに途中まで一緒に帰ればいいのかな??
どっちにしろ帰り遅くなるからバイトすることはみんなに言わないといけないし⋯⋯。
「ただいまー」
「あ!陽葵ちゃん!おかえりー」
「あ、千春さん!あの、私バイトすることにしたんです」
玄関の近くに千春さんがいて助かった。
「え!?バイト!?なんで!?」

