何度でも、青に染まる。

「いや、殺しに来た訳じゃない。あんたを俺のモノにしに来た」


白尾 青冶は真顔で言い切った


しかも、清々しい程の。


「え…モノって…」


とりあえずは身の安全を知り、ほっとした


しかし、モノにするって…


どういう意味!?


「モノにするってのは…ペットみたいな?性奴隷見たいな?人質みたいな?とりあえず、モノになったら、死ぬまで持ち主から離れられない。そして、紹介的には持ち主に子孫をもたらす」


「性奴隷!?子孫!?いきなりそんな事言われても…第一、数分前に会ったばかりなのに…」


「あー、まぁ普通そうなるよな」


「そうなります!!」


白尾 青はううーんと唸ってから


「もう組織とか、前世とか、全部話すから、しっかり頭に入れろよ」


かなり横暴な気もするが…


「お願いします…?」


私は白尾 青の話を一晩中聞く事となったのだった