二人でリビングに向かうと、皆が駆け寄ってきた。

「洸葵、大丈夫か?無理すんなよ」

「今日琉葵帰ってくるって」

「そっか。上手くやれるかな」

昨日、こーあくんから聞いた。こーあくんが精神不安定になったのは琉葵さんが原因だって。

「洸葵、何かあったら、俺らが支えるから」

「ありがとう、皆」

10時になって琉葵さんが帰ってきた。

「誰だよ、この女」

「お、俺の女・・・」