私は如月由梨。お父さんが病気で亡くなってから、お母さんと二人で過ごしてきたけど、そのお母さんも亡くなった。葬儀の時にお母さんの親友の人からもらった手紙にはこう書いてあった。

『由梨。あなたが一人で暮らすのは危ないから、お父さんとお母さんの友達に世話をしてもらうことにしてください。ここにかいてある場所に行ってください』

私はその手紙に書いてあった場所につくと、その友達らしき人が立ってた。

「あのぉー」

「君が由梨ちゃんだね?初めまして。私が由梨ちゃんのお父さんとお母さんの友達の氷室葵です」

「よろしくお願いしますっ!」