「なんで。なんで相談してくれなかったの?そんなに頼りなかったかな?うち。」
目の前では、今にも泣き出しそうな瑠樺がいる。
最低だ。私。
朝配られたプリントに立候補者名が書かれていたのだ。
書記の欄に『沖田茉優』と。
「言ってくれれば、うちだって、応援したよ?なんで、言ってくれなかったの?」
「・・・ごめん。」
「そんな、頼りない?」
「・・・違う。ごめん。」
「・・・・・・」
違うよ。相談しなかったのは、瑠樺のため。
目の前では、今にも泣き出しそうな瑠樺がいる。
最低だ。私。
朝配られたプリントに立候補者名が書かれていたのだ。
書記の欄に『沖田茉優』と。
「言ってくれれば、うちだって、応援したよ?なんで、言ってくれなかったの?」
「・・・ごめん。」
「そんな、頼りない?」
「・・・違う。ごめん。」
「・・・・・・」
違うよ。相談しなかったのは、瑠樺のため。
