最近、少しやせたきがした。
病気勝ちで、
よく体調を崩していたが、
命にか変わることは、一度もなかった。
だけど...
「月花、大丈夫?」
私がそう訪ねると、
右手で右耳に髪をかけながら、
「大丈夫」
そう、嘘をつく。
だけど私は、
その事をそれ以上聞かなかった。
いつか、話してくれると思ったから。