コンテナ船が行き交う港・・・ 月明かりに照らされた埠頭に積み降ろしされる海洋コンテナ。 それが門のように威風堂々たる姿を構えたガントリークレーンに軽々と吊るされている。 そのコンテナの中身は何だろうか。 クレーンのオペレーターや玉掛士は書類上のリストでコンテナの積み荷を確認するが、洋上から陸上へ降ろされるコンテナの中身を見る者など、届け先以外には居ない。 この埠頭に並べ、重ねられたコンテナの山の内容物は、神のみぞ知るに等しい。