ストーカー通り越して、母親みたいだよ!?
あ。ごめん、だめ。母親キャラは羽音だけだから←ぇ
「まぁ、傘を届けたかったのも本当ですけどね」
「?」
「もう、決まったかな……と思いまして」
くすり、と笑む黄島 塁の顔を見て……
思い出す。つっても、言われたのは昨日なんだけどね(笑)
‘’俺を潰して下さい…………ノラ様‘’
「決断して下さい、一華さん」
「今か?」
「ええ、今ですよ」
相変わらずの笑顔。
なんで私に最初から、その顔を見せるのか分からなかった。いや、分かりたくもなかったけど、
でも、今なら分かる
私とコイツは…………多分、同類だ
「私…………お前とどっかで会ったっけ」
何気なく聞けば、黄島 塁は目を伏せる
言葉を探しているような仕草
そして、ゆっくりと開かれた唇、
「ええ、1度だけ」
と。それ以上は語りたくないのか、ゆるりと首を振る
これ以上は聞くな。と、言われた気がして
質問を止め、息を吐く。
「なぁ、塁」
「はい、」
「お前が欲しいものは手に入るか?」
その言葉だけで、黄島 塁に通じるかは分からない
出来る事なら分かりたくも、知りたくもないが…………、
黄島 塁を数日前、パソコンで調べた
正確に言うと「セルピエンテ」を調べた、と表現するのが正しいのだが、
コイツが、ずっと欲しいもの、
探して、探し回っていたのは…………
「‘’俺‘’は手に入るのか」
情報でも、地位でも、金でもない…………
ノラの私だった
あ。ごめん、だめ。母親キャラは羽音だけだから←ぇ
「まぁ、傘を届けたかったのも本当ですけどね」
「?」
「もう、決まったかな……と思いまして」
くすり、と笑む黄島 塁の顔を見て……
思い出す。つっても、言われたのは昨日なんだけどね(笑)
‘’俺を潰して下さい…………ノラ様‘’
「決断して下さい、一華さん」
「今か?」
「ええ、今ですよ」
相変わらずの笑顔。
なんで私に最初から、その顔を見せるのか分からなかった。いや、分かりたくもなかったけど、
でも、今なら分かる
私とコイツは…………多分、同類だ
「私…………お前とどっかで会ったっけ」
何気なく聞けば、黄島 塁は目を伏せる
言葉を探しているような仕草
そして、ゆっくりと開かれた唇、
「ええ、1度だけ」
と。それ以上は語りたくないのか、ゆるりと首を振る
これ以上は聞くな。と、言われた気がして
質問を止め、息を吐く。
「なぁ、塁」
「はい、」
「お前が欲しいものは手に入るか?」
その言葉だけで、黄島 塁に通じるかは分からない
出来る事なら分かりたくも、知りたくもないが…………、
黄島 塁を数日前、パソコンで調べた
正確に言うと「セルピエンテ」を調べた、と表現するのが正しいのだが、
コイツが、ずっと欲しいもの、
探して、探し回っていたのは…………
「‘’俺‘’は手に入るのか」
情報でも、地位でも、金でもない…………
ノラの私だった


