瞬間、1トーン声が下がり。
一瞬だけ目が泳ぐ。
「どした」
「あ、……いや、うんん、なんでもない」
と、苦笑する一華。
そんな態度に「?」を浮かべたが、それよりも一番気になっていた物に視線を移す。つい先程、顔を出しに来た理事長と担任が一華に渡した紙袋。
一番上に中身を隠すようにして大きめなタオルが入れてあった。
怪訝な顔をしていたらしい俺に、一華も気付き、
「あ、これ?なんかね貰ったんだー」
「……でかくね。ロッカーにでも入れて来いよ」
何を押し付けて来たのかは謎だが、そう提案した俺に『その手があったね』と頷く。ロッカーの場所は教室から離れた一階の、保健室近く。
あんなに教室から離れたロッカーは、この学校だけじゃないだろうか
ある意味、鍛えられるが……いい迷惑だ
「ちょっと行ってくるね」
「あ?俺も行く」
「いいよいいよ、ゆっくりしてて」
さっき倒れたんだから無理はダメ!と、軽く叱咤する一華
普段は俺に弄られてるくせに、いっちょ前に人の心配しやがって
何様だ、と言い返したいのに今はそんな気になれず。しぶしぶ上げかけた腰を下ろした
「1分だ」
「え?何が?」
「1分に帰ってこい」
「いやいや無理だから!どんだけ足が早くても無理っすね!」
一瞬だけ目が泳ぐ。
「どした」
「あ、……いや、うんん、なんでもない」
と、苦笑する一華。
そんな態度に「?」を浮かべたが、それよりも一番気になっていた物に視線を移す。つい先程、顔を出しに来た理事長と担任が一華に渡した紙袋。
一番上に中身を隠すようにして大きめなタオルが入れてあった。
怪訝な顔をしていたらしい俺に、一華も気付き、
「あ、これ?なんかね貰ったんだー」
「……でかくね。ロッカーにでも入れて来いよ」
何を押し付けて来たのかは謎だが、そう提案した俺に『その手があったね』と頷く。ロッカーの場所は教室から離れた一階の、保健室近く。
あんなに教室から離れたロッカーは、この学校だけじゃないだろうか
ある意味、鍛えられるが……いい迷惑だ
「ちょっと行ってくるね」
「あ?俺も行く」
「いいよいいよ、ゆっくりしてて」
さっき倒れたんだから無理はダメ!と、軽く叱咤する一華
普段は俺に弄られてるくせに、いっちょ前に人の心配しやがって
何様だ、と言い返したいのに今はそんな気になれず。しぶしぶ上げかけた腰を下ろした
「1分だ」
「え?何が?」
「1分に帰ってこい」
「いやいや無理だから!どんだけ足が早くても無理っすね!」


