ノラと呼ばれた男【弐】

呼ばれた時雨は、面倒そうに腕のシャツを捲り…………………………、










ゆっくりとした足取りで、私らの前に来る




そして、女装姿の時雨は妖艶に微笑み………………














「ねぇ、そこの女より…………‘’私‘’なんてどう?」







と言い放つ。








一瞬にして、場の空気が氷つき、


逆に言ってしまえば、氷つくような台詞を時雨が吐いた訳なのだが、












円満に、かつ手っ取り早く片す方々が、






「「いえ結構ですうううううううううううう!!!!」」




‘’これ‘’だったらしく。


声を掛けてきた彼等は脱兎の如く、去っていく