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一時間目が始まる少し前、
普段は、おどおどしてて視線すらあまり合わない田中くんが、私の側にやって来た
「あ、……あの…………姫川さんっ」
「どしたの?」
顔を真っ赤にして、もじもじする田中くんは、言葉を発したが何を話すか考えていなかった様で、何度も口を開けては閉めての繰り返し
なんだ?と思ったのは私だけではなく、迅、時雨、羽音、藍も不思議そうな顔して見やる
けれど、その面々が悪かった
田中くんの緊張がマックスになったのは、言うまでもなく。
視線が左右へと急わしなく動く
そんな彼に、他のクラスメートらが「頑張れ、俺らの代表っ」なんて小声で励まし、
励まされた田中くんは意を決したのか、強く拳を握った。
「ご、ごっ、……ごごごめんねっ!」
と、いきなりの謝罪に私は目が点になる
それは迅たちも同様で、
頭の上に「?」を浮かべていた。
「あっ、あ、ああのっ、そっ、創立祭」
「創立祭?」
「おっ、……俺らがしたい事で…………決めたから、…………だっ、だから、」
と、そこまで言葉を言って、一度切り、
再び、恥ずかしそうにもじもじ動く
幼虫みたい、なんて思っても言いませんけど←
「だからねっ、……姫川さんの、…………お願いを…………」
「……うん?」
「3つくらいは…………叶えよう、って………………は、話になって、だからそのっ」
と、言って俯く田中くん
うん。私、今、しっかりと聞いたよ?
願い叶えてくれるの?何それ神様←
普通なら「え?いいよー、そんなぁ」なんて、可愛らしい女の子は言うのかな
でもね、私は、
「え、まじで?なんでも?男に二言は無いからね?」
そんな台詞が出てくるわけもなく、思いっきり田中くんの肩に手を乗せる
狙った獲物は逃がさない、そんなオーラさえ出ていた筈だ
「え!?あの…………う、ん?」
「無しとか無しだからね?」
「あ、うん」
こくり、と頷く田中くん。
不思議そうな顔して、私に視線を移した田中くんは、瞬時にして身の危険を察知したからか、
慌てて口を開いた。
「あっ、あああああのっ…………因みに何を、」
ふふふふふ。←黒笑
言うわけないでしょ?今じゃないよ、
だから、ね?ちょっとだけ、
「楽しみだね、創立祭」
楽しませてね。
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一時間目が始まる少し前、
普段は、おどおどしてて視線すらあまり合わない田中くんが、私の側にやって来た
「あ、……あの…………姫川さんっ」
「どしたの?」
顔を真っ赤にして、もじもじする田中くんは、言葉を発したが何を話すか考えていなかった様で、何度も口を開けては閉めての繰り返し
なんだ?と思ったのは私だけではなく、迅、時雨、羽音、藍も不思議そうな顔して見やる
けれど、その面々が悪かった
田中くんの緊張がマックスになったのは、言うまでもなく。
視線が左右へと急わしなく動く
そんな彼に、他のクラスメートらが「頑張れ、俺らの代表っ」なんて小声で励まし、
励まされた田中くんは意を決したのか、強く拳を握った。
「ご、ごっ、……ごごごめんねっ!」
と、いきなりの謝罪に私は目が点になる
それは迅たちも同様で、
頭の上に「?」を浮かべていた。
「あっ、あ、ああのっ、そっ、創立祭」
「創立祭?」
「おっ、……俺らがしたい事で…………決めたから、…………だっ、だから、」
と、そこまで言葉を言って、一度切り、
再び、恥ずかしそうにもじもじ動く
幼虫みたい、なんて思っても言いませんけど←
「だからねっ、……姫川さんの、…………お願いを…………」
「……うん?」
「3つくらいは…………叶えよう、って………………は、話になって、だからそのっ」
と、言って俯く田中くん
うん。私、今、しっかりと聞いたよ?
願い叶えてくれるの?何それ神様←
普通なら「え?いいよー、そんなぁ」なんて、可愛らしい女の子は言うのかな
でもね、私は、
「え、まじで?なんでも?男に二言は無いからね?」
そんな台詞が出てくるわけもなく、思いっきり田中くんの肩に手を乗せる
狙った獲物は逃がさない、そんなオーラさえ出ていた筈だ
「え!?あの…………う、ん?」
「無しとか無しだからね?」
「あ、うん」
こくり、と頷く田中くん。
不思議そうな顔して、私に視線を移した田中くんは、瞬時にして身の危険を察知したからか、
慌てて口を開いた。
「あっ、あああああのっ…………因みに何を、」
ふふふふふ。←黒笑
言うわけないでしょ?今じゃないよ、
だから、ね?ちょっとだけ、
「楽しみだね、創立祭」
楽しませてね。


