ノラと呼ばれた男【弐】

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今日は普段と異なり、一時間目と二時間目と三時間目の授業が変更になり。

代わりに、全ての授業が竹松先生へとなった

因みに言うと、只今、HR 中です





「よく聞けー、明日は創立祭だ。お前らにとって初めての学校行事だ。遊びも本気でやるぞー」

全くもって言葉と表情が逆なのは、毎度の事で、

寧ろ、いつもより酷さが増す。と感じるのは先生の目の下の隈が凄いせいだと思う。



(寝不足かなー……………………)


思わず先生をガン見していれば、眠そうな先生と視線が合った

心なしか、やつれた?ような



「そうだ、お前らが出したい店とか決めとけよー」


「飲食店とかも、ありですか?」


「あ?んー……店で買ったやつ売るなら問題ないらしい」





おお、まじもんの祭だ←

普通の学校が創立祭、どんなのか知らないけど……ホントに文化祭みたい

「あ、俺喫茶店したーい」


「俺、漫画喫茶。楽そー」


「保健室の門番してぇ」




ちょっと待て、迅。何だ、最後の「保健室の門番」って!ただただ門番するだけで終るじゃん!?てか寝たいだけでしょ

あ、でも喫茶店って案はいいなぁ




「黒瀬、任せろ門番は俺が命かけて死守するから…お前らは楽しめよー」


おい、待て竹松先生。アンタが死守してどうする、やるなら私がしたいわ←










「あぁぁぁぁっ!?キャバ!ねぇ、キャバしよーよ!」


と、いきなり言い出したのはクラスメートの一人で。名は確か……加藤?あ、いや、…………斉藤?だったか、

何故か、そいつは興奮気味に手汗を握る






「は?待て待て、俺らですんの?キャバ」





「ぎゃっはははっ!やば、俺ら全員男だろーが」





「いやいやいや、俺らには居るじゃん姫川さんがっ!」