ノラと呼ばれた男【弐】

ぐいぐいと、時雨と迅の背中を押す。

今だ笑ってる迅と茶化す時雨。
藍と羽音も、その後ろを歩く。





ただただ話題転換したかったのだが、

ま、ほんとにHR 始まっちゃうし、






「創立祭」なんて言葉は、早くも忘れ、



他愛のない話で盛り上がりながら、教室へと向かった―――――――――――――――……