最初に中庭に付いたのは誰だったのか、
全員が息を切らし、膝に手をつく、
「はっ、……やっべ、きっちー」
「誰だよ、走るとか言った単細胞は」
「時雨でしょ?」
「嗚呼、時雨だな、フライングしまくりで」
どさ、っと、そのまま地面に寝転がる時雨、藍、羽音、迅
「何、俺ら、青春しちゃってんだかぁ」
「確かに。運動不足って染々思い知らされた」
なんて言いながら、ふと、唯一、寝転がらずにいた私に皆が視線を向ける
「つか、お前、息乱れてなくね?」
「え?…………そう?」
まぁ、確かに皆みたいには乱れてないかも。あ、別に手抜きして走った、とかじゃないからね
ただスカートだと走りにくい。ってのは学んだ(笑)
「……なんか喉渇いた、ね、誰か買ってきてぇ」
そう呟く藍。たまに甘えただよね、
なんて思っていれば…………何を考えてか時雨が起き上がる。
「仕方ねぇなぁ、ついでに買ってきてやるから俺の分の金だせや」
「はぁぁ~?それ、『買う』とは言いませんけどぉ、ただの集りじゃーんカツ上げ反対」


