◆◆◆
塁が私の家にやって来て、早くも1日が過ぎていた。
異性と共同生活?と普通なら思うのだろうが、残念ながら既に「普通」の感覚がズレている私にとって、なんの問題もなく
寧ろ、ただで私の世話を焼いてくれる塁に感謝する始末
朝、起きれば当たり前の様に朝食が置かれていて。一緒にご飯を食べ、
その皿洗いすらもしてくれる。
塁が店で売られているなら、家に1台は欲しいくらいだ。塁様感謝
最近の認識では、母ではなく。どちらかと言えば世話焼きの…………祖母←
なんて思っても口にはしませんが
「んじゃ、行ってくるね」
「あ、待って一華さん。弁当忘れてますよ」
玄関前にて、スリッパを履いたまま慌ただしく駆けてくる塁
その右手には弁当袋が握られていた
「ありがと」
「ふふ、いえいえ。学校、いってらっしゃい」
穏やかな笑顔に頷き、私は「行ってきます」と呟く。
正直、「行ってきます」とか「いってらっしゃい」なんて言いなれてないし、言われ慣れてないから反応に困る。
が、人とは順応も早く←
昨日よりぎこちなさは少ない、と思う
と、内心で呟きながら、
家を後にした――――――――――――――……
塁が私の家にやって来て、早くも1日が過ぎていた。
異性と共同生活?と普通なら思うのだろうが、残念ながら既に「普通」の感覚がズレている私にとって、なんの問題もなく
寧ろ、ただで私の世話を焼いてくれる塁に感謝する始末
朝、起きれば当たり前の様に朝食が置かれていて。一緒にご飯を食べ、
その皿洗いすらもしてくれる。
塁が店で売られているなら、家に1台は欲しいくらいだ。塁様感謝
最近の認識では、母ではなく。どちらかと言えば世話焼きの…………祖母←
なんて思っても口にはしませんが
「んじゃ、行ってくるね」
「あ、待って一華さん。弁当忘れてますよ」
玄関前にて、スリッパを履いたまま慌ただしく駆けてくる塁
その右手には弁当袋が握られていた
「ありがと」
「ふふ、いえいえ。学校、いってらっしゃい」
穏やかな笑顔に頷き、私は「行ってきます」と呟く。
正直、「行ってきます」とか「いってらっしゃい」なんて言いなれてないし、言われ慣れてないから反応に困る。
が、人とは順応も早く←
昨日よりぎこちなさは少ない、と思う
と、内心で呟きながら、
家を後にした――――――――――――――……