ノラと呼ばれた男【弐】

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『時間あるなら、演劇部の教室に来てくれ』






そう言われたのは、ついさっき。

田中の事を聞いたら『大丈夫、あいつは多分敵にはなんねぇだろ』って言われ、

渋々納得した。






やっぱり竹松は田中くんの本心、見抜いてたんだ。って舌を巻く。

ま、教師だし当たり前、

なんて言われてしまえば何も言えなくなるけど、









って……………………、なんで演劇部の教室?


そう聞きたくなったが、只今、その教室の前にて到着。




此処来るの、今日で2回目だな。

なんて思っていたら……………………、





「あああああああああ!?


俺のハニーの盗撮写真あるっ!

はっ!誰だよこの角度で盗った奴はぁぁぁぁぁっ






焼き増しプリィィィィィィズ!」






空気をぶち壊す天才、搖の声。

うわぁ、この中入りたくねぇ。なんて思っても言わない←

つまりは思うだけにしとく(笑)



いっその事、Uターンして教室帰るか、

と。真剣に悩んでいたら…………、












――――――――――……ガラッ


目の前のドアが不意に音を立てて開く





「入んねぇの?

これ、手動だから勝手には開かねーぞ」



と、かなりのデジャブ。

なんかコレ、前にもあった………………








前は確か藍に、似たような台詞言われた様な……