メールはバイブ音で2回鳴る。
が、只今、バイブ音三回目。
つまり電話、なんだけど………………
スマホ画面を見て焦る。
そこに乗っている名は…………竹松、だ
周りに見られないように、スマホを手で隠したが………………、出れる訳ない
だって今の状況は、私の後ろに田中、
右に迅、左に羽音、前に時雨、斜め前に藍が座っている。
ついでに言えば田中くんだけ立っている状況。
ここで電話に出るのは妥当じゃない、気がする。
いや、出てもいいの……か?
まぁ、遠い親戚って設定にはなってるけど、
と、一人、混乱する中、
「あのっ、……えとっ、……………………教室出て、突き当たりを右に曲がったら、……お、っ、お手洗いがあるので、
そこを僕、お勧めしますっ、」
と、吃りながら教えてくれる田中くん
あ。そっか、電話で場所を離れる。なんて、普通に皆するよね!ね?
「あ、うんっ、ありがとっ」
かなり取り乱しちゃったけど、大丈夫だよね?てゆーか、田中くんの位置から私の携帯見えてたんじゃ……、
などと考えながら、「ごめん、ちょっと席外すね」と伝え、
真後ろにいた田中くんを見やった。
彼の印象は、いつもボブ頭で、
長い前髪が素顔を隠している、気の弱い男の子……って、ずっと思っていた、
うんん、思い込まされていたのかも、
振り返った際に、田中くんと私は目があった、
そう‘’目があった‘’のだ
普段前髪で隠れている瞳が、一瞬だけ、
此方を覗く――――――――――――…
が、只今、バイブ音三回目。
つまり電話、なんだけど………………
スマホ画面を見て焦る。
そこに乗っている名は…………竹松、だ
周りに見られないように、スマホを手で隠したが………………、出れる訳ない
だって今の状況は、私の後ろに田中、
右に迅、左に羽音、前に時雨、斜め前に藍が座っている。
ついでに言えば田中くんだけ立っている状況。
ここで電話に出るのは妥当じゃない、気がする。
いや、出てもいいの……か?
まぁ、遠い親戚って設定にはなってるけど、
と、一人、混乱する中、
「あのっ、……えとっ、……………………教室出て、突き当たりを右に曲がったら、……お、っ、お手洗いがあるので、
そこを僕、お勧めしますっ、」
と、吃りながら教えてくれる田中くん
あ。そっか、電話で場所を離れる。なんて、普通に皆するよね!ね?
「あ、うんっ、ありがとっ」
かなり取り乱しちゃったけど、大丈夫だよね?てゆーか、田中くんの位置から私の携帯見えてたんじゃ……、
などと考えながら、「ごめん、ちょっと席外すね」と伝え、
真後ろにいた田中くんを見やった。
彼の印象は、いつもボブ頭で、
長い前髪が素顔を隠している、気の弱い男の子……って、ずっと思っていた、
うんん、思い込まされていたのかも、
振り返った際に、田中くんと私は目があった、
そう‘’目があった‘’のだ
普段前髪で隠れている瞳が、一瞬だけ、
此方を覗く――――――――――――…


