迅が覇王の総長として、この先……
どんな道を選んで歩いていくのか、
きっと、それは私にとって……贅沢過ぎるほどの願いだ、
「ほら、さっさ戻りぃや
ここで突っ立っとたら営業妨害やでぇ」
そんな意地悪な台詞で我に返れば、男は私を視線で捕らえたまま八重歯を見せ、満面の笑みで……………………、
「あ、そや。わい、白須(シラス)言うねん、また合ったら話そうなぁ」
と、告げられる。
一度軽く頭を下げ、迅を見やれば私と同様に頭を下げていた。
その後、本当に休憩時間が終る1~2分前だと気付いた私と迅は後ろ髪を引かれるような形で、その場を後にした――――――――――――
「ねぇ迅さん、」
「ん?」
「もしかして迅さん、さっきの人……知り合い?」
上手くは言えないが、迅は「白須」を知っているような口ぶりで、
けれど間違いなく、白須は「迅」に対して初対面みたいな対応だった。
だから、なんとなくの疑問を教室に向かう道すがら聞いてみたのだが、
やはり人間が抱いた第一印象は当たるもので、
「嗚呼……、白須さんは有名でな
この学校を3年前くらいに卒業してる人で、」
「え?……でも…………歳が合わないんじゃ、」
「ダブってるんだと。問題起こすトラブルメーカー、なんて呼ばれてたらしいぞ」
嗚呼、成る程、納得。
搖と同じ匂いがするからなぁ、やっぱ「トラブルメーカー」なんていう付けられても嬉しくないあだ名まで一緒だったらしい
もしかして二人って息が合うんじゃ…
どんな道を選んで歩いていくのか、
きっと、それは私にとって……贅沢過ぎるほどの願いだ、
「ほら、さっさ戻りぃや
ここで突っ立っとたら営業妨害やでぇ」
そんな意地悪な台詞で我に返れば、男は私を視線で捕らえたまま八重歯を見せ、満面の笑みで……………………、
「あ、そや。わい、白須(シラス)言うねん、また合ったら話そうなぁ」
と、告げられる。
一度軽く頭を下げ、迅を見やれば私と同様に頭を下げていた。
その後、本当に休憩時間が終る1~2分前だと気付いた私と迅は後ろ髪を引かれるような形で、その場を後にした――――――――――――
「ねぇ迅さん、」
「ん?」
「もしかして迅さん、さっきの人……知り合い?」
上手くは言えないが、迅は「白須」を知っているような口ぶりで、
けれど間違いなく、白須は「迅」に対して初対面みたいな対応だった。
だから、なんとなくの疑問を教室に向かう道すがら聞いてみたのだが、
やはり人間が抱いた第一印象は当たるもので、
「嗚呼……、白須さんは有名でな
この学校を3年前くらいに卒業してる人で、」
「え?……でも…………歳が合わないんじゃ、」
「ダブってるんだと。問題起こすトラブルメーカー、なんて呼ばれてたらしいぞ」
嗚呼、成る程、納得。
搖と同じ匂いがするからなぁ、やっぱ「トラブルメーカー」なんていう付けられても嬉しくないあだ名まで一緒だったらしい
もしかして二人って息が合うんじゃ…


