◆◆◆
【イチside】
少し時間があった為、久々にサイト。と言うものを開き携帯を弄っていた。
何を見る、とか、そんな目的はなくただ最初に売った『あ』の字で出てきた『Arus 』と言う言葉。
暇潰しに、それを開けばきらびやかな衣装に身を包み、立つ二人の男。
俗に言う【イケメン】という人種に含まれるだろう、顔面偏差値。
どうやら、このサイトは彼等の【公式サイト】らしい。そしてまた、今、巷を騒がせているアイドルだと知ったのは、
『生良くん、新曲まぢイケボ!』
『ポスターかったよ!私は優乃くん推しー!!』
『一生付いていくからね(ハート)』
すぐで、
うわぁ。一生関わらない人種だな、なんて思いながらそれらを眺めていた。
「興味あるのか、アイドル」
と、不意に話しかけて来たのは言うまでもなく、
「迅、くん。うんん、暇潰し
そっちは片付いたの?」
少しばかり疲労が見え隠れする迅で。
私の前に、どかりと椅子に腰を下ろし、さも自分は此処の客だと言わんばかりに、
「カフェラテ1つ」
たまたま横を通りかかった田中くんに注文をしやがる迅様。相変わらずマイペースは崩れず、いや……違うな、天然くん、なのかな?
「あっ、はいっ!……って、迅さん戻られてたんですね!?
お疲れさまです、少し待ってて下さいね、直ぐ持ってきますから」
「ん、ありがとな」
ふわりと目元を和らげ、笑む姿は無駄に格好いい。そのせいか逃げるように立ち去った田中くんの顔は……真っ赤で、
思わず私は噴き出した。
「どうかしたか?」
「いやいや、別に?ただ、」
「ただ?」
【イチside】
少し時間があった為、久々にサイト。と言うものを開き携帯を弄っていた。
何を見る、とか、そんな目的はなくただ最初に売った『あ』の字で出てきた『Arus 』と言う言葉。
暇潰しに、それを開けばきらびやかな衣装に身を包み、立つ二人の男。
俗に言う【イケメン】という人種に含まれるだろう、顔面偏差値。
どうやら、このサイトは彼等の【公式サイト】らしい。そしてまた、今、巷を騒がせているアイドルだと知ったのは、
『生良くん、新曲まぢイケボ!』
『ポスターかったよ!私は優乃くん推しー!!』
『一生付いていくからね(ハート)』
すぐで、
うわぁ。一生関わらない人種だな、なんて思いながらそれらを眺めていた。
「興味あるのか、アイドル」
と、不意に話しかけて来たのは言うまでもなく、
「迅、くん。うんん、暇潰し
そっちは片付いたの?」
少しばかり疲労が見え隠れする迅で。
私の前に、どかりと椅子に腰を下ろし、さも自分は此処の客だと言わんばかりに、
「カフェラテ1つ」
たまたま横を通りかかった田中くんに注文をしやがる迅様。相変わらずマイペースは崩れず、いや……違うな、天然くん、なのかな?
「あっ、はいっ!……って、迅さん戻られてたんですね!?
お疲れさまです、少し待ってて下さいね、直ぐ持ってきますから」
「ん、ありがとな」
ふわりと目元を和らげ、笑む姿は無駄に格好いい。そのせいか逃げるように立ち去った田中くんの顔は……真っ赤で、
思わず私は噴き出した。
「どうかしたか?」
「いやいや、別に?ただ、」
「ただ?」


