「皆さん、行ってらっしゃい!」
だから、今は笑顔で彼等を送り出そう。
いつ仕掛けてくるか分からない奴の事を考えるより、きっといい。
今回は杞憂だった、って後から笑い話になるかもしれない。
いや、きっとなる
そうなってくれたらいいな、
そんな思いを胸に、背を向けて歩き出した三人に軽く手を振った。
「おう、逝ってくるわ」
「ちょっ、行くが逝くになってますけど!?」
「ふふ、殺る気があっていいんじゃない?」
なんて、相変わらず仲良さげに戯れる。そんな彼等は教室内でも目を引き、来ていたお客さん全員の視線を一瞬で奪ってしまう。
彼等が去った後、やたら静かで、
手持ちぶさたな私は、何も考えずに携帯を弄り出す。
……………………が、その行動を軽く恨む事となる――――――――――――


