「嗚呼、……少なくても此処よりは安全だしな」
瞬間、誰かが息を飲む。
脳裏をチラついたのは、つい先程の惨状で。散らばる窓ガラス、暴れまわった男たちの屍。けれど、もし、その逆なら、
考えるだけでもゾッとする
あの場に居合わせなかった姫川。しかし、それはたまたま『偶然』タイミングがズレただけの事
事が起きた以上『安全』とは言い切れず、
「でも、先生、まさか……一人で外に出した、とか言いませんよね」
「なわけ。副担と一緒だ。車で動いてるから大丈夫だろ」
と。羽音の問に、めんどくさそうな顔をしながら答え。全員が『まぁ、確かに校内より安心か』と、納得したところで話題が変わり、
竹松の後ろに立っていた男が顔を出す
「嗚呼、ついでに“これ”のお守り頼めないか」
と、不意に振られた話題に全員の目が点になる。つか、華奢過ぎて竹松の後ろに立っていた事すら気付かなかった。とか言えない
まぁ、一言で言うなら、
「あ、初めまして、僕、竹松の親戚で」
へらりと笑う口元。
目元を隠すように付けた白黒の仮面
そして、男にしては高すぎる声。
けれど醸し出す『僕っ子キャラ』なら、なんら違和感もなくもない
「嗚呼、遠い親戚でな。遊びに来てんだけど、回る奴いなくてコイツの面倒頼めるか?」
「良かったら仲良くしてくださぃ」
ニコニコと振り撒く穏やかな雰囲気は、まるで……………………
動物で例えるなら、人懐こい仔犬の様である。
そして同じ瞬間に全員が内心で呟いた事が……………………………………、
((((うわぁ、関わった事ないタイプ(だなぁ)(だわ)来たぁ))))
一致したのは、ここだけの話。
瞬間、誰かが息を飲む。
脳裏をチラついたのは、つい先程の惨状で。散らばる窓ガラス、暴れまわった男たちの屍。けれど、もし、その逆なら、
考えるだけでもゾッとする
あの場に居合わせなかった姫川。しかし、それはたまたま『偶然』タイミングがズレただけの事
事が起きた以上『安全』とは言い切れず、
「でも、先生、まさか……一人で外に出した、とか言いませんよね」
「なわけ。副担と一緒だ。車で動いてるから大丈夫だろ」
と。羽音の問に、めんどくさそうな顔をしながら答え。全員が『まぁ、確かに校内より安心か』と、納得したところで話題が変わり、
竹松の後ろに立っていた男が顔を出す
「嗚呼、ついでに“これ”のお守り頼めないか」
と、不意に振られた話題に全員の目が点になる。つか、華奢過ぎて竹松の後ろに立っていた事すら気付かなかった。とか言えない
まぁ、一言で言うなら、
「あ、初めまして、僕、竹松の親戚で」
へらりと笑う口元。
目元を隠すように付けた白黒の仮面
そして、男にしては高すぎる声。
けれど醸し出す『僕っ子キャラ』なら、なんら違和感もなくもない
「嗚呼、遠い親戚でな。遊びに来てんだけど、回る奴いなくてコイツの面倒頼めるか?」
「良かったら仲良くしてくださぃ」
ニコニコと振り撒く穏やかな雰囲気は、まるで……………………
動物で例えるなら、人懐こい仔犬の様である。
そして同じ瞬間に全員が内心で呟いた事が……………………………………、
((((うわぁ、関わった事ないタイプ(だなぁ)(だわ)来たぁ))))
一致したのは、ここだけの話。


