ノラと呼ばれた男【弐】









だそうです。

確かに廊下歩いてて、変な格好の生徒を見たが…………、




人の中には人。と同じで
派手な場所には派手な格好のが、意外といいのか?いや、よく分かんないけど


「あー……うん、じゃ、それ貸して」



「ん。そこに試着室あるから好きに使いな」







え。それ。もう『教室』ってレベルじゃないんだけど(笑)

凄すぎ、試着室とかあんの



思わずその『試着室』とやらを探せば、カーテンで一角が仕切られていて、

なんか普通の服屋でもありそうな作りに、軽く引いた。




もうこれ、余裕で店とか開けるやん



なんて思いながら、そっとカーテンを開けて…………………………………………
















「うわっ!?……は?……え、……ポスター………………………………?」


仰け反ったのは無理もない。
学校指定の制服を着た『私』のポスターが壁に貼られていれば、当事者は当たり前のように『こう』思うだろう


………………何これ、新手の嫌がらせか?










と。


そんな俺の心中を察したのかは知らないが、竹松先生が苦笑する


「ここの部活生、お前のファンでな」




「は、…………はぁ」



ファン。なんて言葉が自分に使われる日が来るとは…………末期だ

『私』のどこを見てファンになれるのか、









そんな事を内心、溢しつつ。

早々と着替えを済ませたのは言うまでもない――――――――――――――――――