自傷行為をしていることを知られている以上、

見て引かれても仕方がないと思っていた。

担任は私の傷だらけの腕を見ると言葉を失った。

思っていたより酷かったのだろうか。

何も言わない私に担任は、

「こんなに辛かったんだな。独りで耐えていたんだな。それは分かるよ。でももう独りじゃないから、こんなこと辞めよう。」

そう泣きそうになりながら伝えてきた。