『全国大会、お疲れ様〜!』 「美咲、優勝と中学新記録おめでとう!」 『へへ、綾ありがとう。 綾もすごかったよ!』 「そ、そうかな」 ──ひとつの小さな綻びが、 「それにしても美咲、めっちゃ速くなったよね」 『綾も速いのに何言ってんの〜(笑)』 「もう美咲には勝てないもん」 『私は綾がいたからここまで速くなれたんだよ! いつも本当にありがとう!』 「う、うん…」 ──だんだん大きな亀裂を生み、