そして、中学1年生で出場する最後の全国大会で、 私はとうとう優勝した。 更に、その大会を見ていたジュニアの日本代表のコーチ直々に指名されて、ジュニアの日本代表の合宿に呼んでもらえた。 夢みたいな話で、頰をつねってみても痛くて。 あぁ、現実なんだって。言葉にできない位嬉しかった。 何事も上手く行っていた。いや、行き過ぎていた。 ──だから私は自惚れていたのかもしれない。この幸せはずっと続くものであると。