『おう。ありがと! でもよく分かったな。もしかして経験者?』 『たまたまだって(笑)』 一瞬ドキッとしたけど、バレなかったみたい。 『っていうか、まず西川って泳げるの?』 『まぁ人並みにね』 『でも体育の授業、水泳だけ補習で呼ばれたじゃ ん』 『まぁまぁ、何でもいいでしょ』 山下はなんとなく不服そうな顔をしていたけど、半ば強制的にこの話を終わらせた。