――――4月13日午前7時。
桜が舞う平日の朝。
(「の前に名前いれます)
紫「優愛ー!そろそろ起きないと遅刻するわよー!」
階段の下で叫ぶ母(紫帆)の声が聞こえる。
優「まだ大丈夫だからー!」
着替えながら母に聞こえるように叫ぶ。
今日は入学式、まだ着慣れない制服を着て、ぎこちなく動く。
翔「優愛姉?なにしてんの?遅れるよ?」
優「大丈夫、まだ7時だし!」
寝癖で髪が爆発している弟の翔太が不思議そうにこちらを見る。
優「それより翔太は学校じゃないの?」
翔「違う、入学式は1年と3年が出席するから俺は関係ないー」
と言いながら弟はニカッと笑う。
紫「優愛ー!!!ご飯出来たわよー!!」
優「はーい!!」