すると、わたしの首筋を指でなぞりながら
スッと耳元に近づいてきて……
「……キスマークついてる」
きす、まーく……?
「小波くんがつけたんでしょ」
すぐさま青井くんから離れて、慌ててカバンの中から鏡を出して確認してみると。
「な、なにこれ……!」
制服の隙間から見える位置に、見事に紅く綺麗にキスマークがつけられていた。
い、いつの間に……知紘の仕業だ。
「その様子だと気づいてなかったんだ」
もしかして、昨日のあれだ。首筋に痛みがあったと思ったら、まさか……こんなのつけてるなんて!
しかもそれに気づかず1日過ごしてたわたしって……あぁやってしまった。

