「っ!?」


ひぇぇぇ…は、恥ずかしい!!
なんか今のキスよりも恥ずかしかったような気がするんだけど!


「……うわ、甘すぎ」


プシューっと顔がゆでダコみたいに赤くなっていくのが自分でもわかる。


「ふっ、顔赤すぎ。そんな恥ずかしかった?」

「あ、当たり前でしょ…っ!」


もうケーキを食べるどころじゃなくなった。

あんなことをサラッとやってしまう知紘といつまでたっても慣れないわたし。

そんなわたしの反応をいつも楽しんでいる。


なんでこんなにも違うかなぁ…。


って、そんなことを考えているわたしに更に追い討ちをかけるように