「なんかあれだよね。佐藤さんと佐藤くんが結婚するのとは違う感覚だよね」


華さん例えが独特過ぎませんか?


「ほら、だって佐藤さんは読み方一緒だから変わんないじゃん?でも美依たちの場合漢字一緒だけど読み方変わるってなんかいいよね」


「えへへっ、そうかなぁ」


「うわー、その幸せそうな顔をに泥塗ってあげたいわ」

「ど、泥!?」


「うそうそ、じょーだん」


いやいや、華が言うとわりかし冗談に聞こえないよ!?


「ほーら、噂の旦那が戻ってきたよ」

「だ、旦那じゃないから!!」


こうして華とわかれて、知紘と帰宅。
いつも通り知紘の家でふたりまったり過ごしていた。


今日はわたしの家にケーキがあったからそれを持参してわたしだけが食べている。