なんて華と会話をしている間にも周りは盛り上がり始めていて。
「よーしっ!じゃあ自己紹介からいこっかー!」
今さら抜け出せる余地ゼロ。
由梨ちゃんの一声で、もう引き返せないところまで来てしまった。
仕方ない……なるべく目立たないようにこっそり端っこにでもいよ。
男の子5人に、女の子がわたし入れて5人。
タイミング合えば抜け出そう。
人数多いからひとりくらい抜けてもわかんないだろうし。
みんながどんどん自己紹介をしていって、わたしも目立たないように軽く自己紹介。
それから座る場所がバラバラで、なんとか端っこの場所をキープできた。
みんなが盛り上がって歌を歌ったり話をしている中、ひとりでポツンとジュースをぐびぐび。
このまま誰とも話さず平和に終われたらなぁって考えていたら。
「美依ちゃんだっけ?よかったら俺と話さない?」
隣に座っていた男の子に話しかけられてしまった。

