急に悪化するなんて……。
壁にもたれかかって、息を整える。
目を閉じたらこのまま意識が飛んで倒れてしまいそう。
体調管理すら上手くできなくなっていたなんてほんと情けない…。
誰も通らないから助けを呼ぼうとしても呼べない。
だから自分の足で教室に行くしかない…
ふらふらの足取りで、ぼんやりする視界の中で足を進める。
「はぁ……っ」
身体が熱い……。立ってるのすら億劫で。
手に持っていた教科書たちがバサバサっと音を立てて落ちたのがわかる。
それを拾う気力すらもうない……。
自分の身体を支えることさえできなくて
そのまま意識が飛びそうになって、
身体の力が全て抜けた時だった……。

