「俺の気持ちが本気だってことわかってほしかったんだ」
伝わる……この表情は本気なんだって。
だけど青井くんのことそんな対象で見たことがない。だから、伝えることはひとつしかない。
「わたし青井くんの気持ちには応えられな……」
「まだ、返事は聞かない」
話している途中で青井くんの声が遮った。それ以上喋らさないって、わたしの唇に青井くんの人差し指が軽く触れる。
「美依ちゃんの気持ちが俺に向くまで待ってるから」
「っ……」
ズルい……そんな瞳を向けられて、そんな切なそうな顔されたら
なにも言い返すことなんかできない…。

