「もしかして、それが原因?」
「っ、」
華が指をさしたのは、わたしがいま必死に隠している首元。
今朝剥がされて、隠すものがないまま来ちゃったから不自然に手で首元を隠す。
「その顔は図星か。しかも今の美依の様子からすると、それ以上のことが何かあったと見た」
何も言ってないのに、華の言っていることはほぼあたり。
さすが……。こんなに自分のことわかってくれる友達なんてそうそういない。
「は、はなぁ……っ」
「え、ちょっ、どーしたの!」
知紘のことでいっぱいになって、頭が混乱してるせいで、突然涙が出てきた。
「うぅ……はなぁ…っ」
朝の始業時間前だっていうのに、子供みたいに泣き出したわたしに華は慌てて、周りの子は何があったの?って顔してこちらを見ている子も。
「い、いったん外出よっか?」
そんなわたしを外に連れ出してくれた。

