「隠しきれないくらい、もっとつけてもいいんだけど」
「そ、そんなのダメ……っ」
わたしが話してる途中なのに、知紘がブラウスのボタンに手をかける。
プツリとひとつ、ふたつとはずされて。
「や、やめ……」
「あんまうるさくすると、この前みたいに口塞ぐよ」
そう言われて、すぐ顔を知紘からそらした。
「意識しなよ、僕はもうただの幼なじみじゃないんだって」
ほら、言った……もう幼なじみじゃないって……。
もう、戻れないんだ……。
「もう遠慮とかしないから覚悟しなよ」
そう言って、チュッとおでこに軽くキスを落とした。
「今日はこれで許してあげる」

