佐々木君!お客様に謝ってきて!」
「は、はい!」
私は斎藤様の席に行き必死に謝った
「どうゆうこと?まだ出来ていないの?」
「ママあ〜お腹空いた」
「申し訳ございません」
その時バースデーの音楽が流れた
「え?これ、、」
そしてケースが運ばれてきた
「斉藤様お待たせしてしまい申し訳ございません。先に当店からお詫びでさせて頂いてよろしいでしょうか?」
「お詫びって、、」
「お誕生日おめでとうございます」
ケースを開けるとそこには誕生日ケーキが置かれていた
「どうして?息子の誕生日」
滝川さんはポケットから1枚の紙を取り出した
「、、斎藤様以前はこちらのアンケートにご協力頂きありがとうございます。勝手ながらこちらにお子様の誕生日が記載されておりましたので、、拝見すると本日でしたのでぜひともお祝いさせて頂きたいと思いまして、、」
「、、、、ありがとう嬉しいわ、、ここの料理大好きだから今日は主人と3人で息子のお祝いしたかったのだけれど主人今日帰って来れないから、、少しピリピリしていたわごめんなさいね」
「いえ、本当に申し訳ございませんでした」
「美味しい、、」
「斎藤様、、またのご来店お待ちしております。」
店内は拍手で賑わっていた