「じゃあ自己紹介しようか。
俺は浅葱 翔(アサギショウ)
REDMOON副長をしているよ。」



「僕は真魁 凜(シンカイ リン)、幹部だよ〜。」



「騒がしいやっちゃなぁ。
五十嵐 慧(イガラシ ケイ)っちゅーねん。
一応幹部や。」



「……帝 紫苑(ミカドシオン)、幹部。
俺に近づいたら、殺す。」





個性的過ぎる面々ですね、はい



しかも勝手に屋上に連れてこられて自己紹介とか





「俺は昨日言ったからいいな。」



「えぇ。」



「じゃあ今度はお嬢さんの番だよ。」



「……私もするの?」



「当たり前だよ〜!!」





そんなキラキラした瞳で言われても困る……





「……八雲 クロ。」

















物語に必要なキャストは揃った








REDMOONと彼女が紡いだ先にあるのは








希望か








それとも







絶望か