ぶらほわバタフライ



「ははっ、やっぱお前は気が強ぇな!!
俺は、お前と普通に接したい。
長とか姫とか関係ねぇ。
もう俺たちは……何も知らずに出会っちまってたんだから。」





私は姫としてみんなを守ると決めた



それはこの先もずっと変わらない



REDMOONは良いところだ



でも、拓斗を見ていて思う



きっとBlue skyも同じなんだって



見たことはないけれど、きっと私たちと一緒で、仲間思いで楽しくて、みんながBlue skyを大事にしているんだと



お互いがお互いを知らずに、敵対意識をしているだけであって、もとは同じなのだと



私は……それを取り除きたい





「私は、REDMOONもBlue skyも興味ないの。
ただ、みんなを守りたいだけ。

私はあなたたちBlue skyを悪い人たちだとは思わない。
それはあなたと接して分かったから。

ただ……これだけは覚えておいて。
もしREDMOONを傷つけるようだったら、誰だろうと許さない。」



「……はっ、敵にそんなこと言うとかバカだろ。」



「バカだよ。
それでも、私は拓斗を信じてみたいと思ったの。
そして、拓斗が信じる私を。」





きっと拓斗なら……そんな私さえも信じてくれると信じて





「じゃあ、またな。
今日のホスト姿、かっこよかったぜ?」



「もう二度とやらないからレア物だよ。」





REDMOONとBlue sky



この2つはなんで作られたんだろう



作った時から険悪だったのかな……



だったら、私はそれを断ち切りたい